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INZM が出てきた時の衝撃は、当時いくつかのレビュー媒体でも記録されている通りで、要するに「アイドル出身の 3 人組がここまでやるのか」という、かなり狭い前提から始まる驚きだった。それは半分は的を射ていて、半分は失礼だ。
ビートは 808 と 909 のせめぎ合い、トップに鳴っている FX のシャープさは US シーンの 2023 年あたりのトラップ/ハイパーポップ寄り。日本のラッパーで、ここまで隙間の少ない 4 分半をやり切れる人は実は少ない。BAD HOP、Kohh、Awich の系譜にではなく、もっと匿名的な、Spotify インターナショナル仕様のサウンドへ向かっている。
歌詞は意味を取りづらい部分があえて多くて、フロウとしての英語混じりが「乗り物として」機能している。これは批判ではない。INZM は「言葉として読む詩」ではなく「音として乗る詩」をきちんと選んでいる。意図的な選択だ。
J-POP の人たちが「ラップを取り入れる」のと、ラップ・サイドの人たちが「J-POP に降りる」のは違うベクトルで、Number_i の場合は前者でもなく後者でもなく、どちらの土俵にも完全には立たない場所をちゃんと選んだ。それが INZM だ。
別の曲との繋がりまで考えてなかった。
別の曲との繋がりまで考えてなかった。
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