この曲のプロダクションを聴いていて、あ、これは久しぶりに「日本のメインストリームでこれが出るのか」と思った。 主にローエンドの設計。808 のリリースの長さ、サブベースとの被り方、ハイハットのロール頻度。Sho Hirano プロデュースとクレジットされているが、実際にはエンジニアリング段階で誰が手を入れているのか、知りたくなる類の精度がある。日本盤の通常のマスタリングだと、ここまでローを出さない。海外のシーンと一緒に並べた時に違和感がない、という基準で作られている。 歌の方も、3 人で交代するパートのキー設計が緻密で、聴感上のテンションが落ちない。ラップとシンギング・ラップの間の往復を、全員が同じ精度でこなす。これは振付と同じ「事前の設計」を要する仕事で、彼らはそれを淡々とやっている。 派手さの裏側で、こういう地味で正確な仕事をしているグループとして再評価される段階に来ている。
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