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YOASOBI が「夜に駆ける」「アイドル」と続けてきたメガヒットの後で、「勇者」は彼らのキャリアの中でどう位置付けられるか。私の見立てでは、これは彼らの「次のフェーズ」を告げた曲だ。
それまでの YOASOBI のヒット曲は、いずれも「物語の登場人物が、その物語の中で歌う」という設定だった。「夜に駆ける」「群青」「あの夢をなぞって」「アイドル」──全て、原作小説や原作アニメのキャラクターの一人称視点。
「勇者」は違う。フリーレンの一人称視点ではなく、フリーレンを見守る誰か、あるいはフリーレンの旅そのものを俯瞰する視点。Ayase が書いた歌詞も、明確に「主人公の歌」ではなく「主人公への歌」になっている。
これは大きな変化だ。主人公の心情を歌う YOASOBI から、主人公を見送る YOASOBI へ。 ユニットとしての射程が広がった。
その後の楽曲(「アドベンチャー」「UNDEAD」など)でも、この「俯瞰の視点」が徐々に増えている。勇者は、そのフェーズ転換点として記憶されるべき一曲だ。
別の曲との繋がりまで考えてなかった。
別の曲との繋がりまで考えてなかった。
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